SSブログ

美男〈イケメン〉ですね 第3話くわしいあらすじ [韓国ドラマ「美男〈イケメン〉ですね」]

ファン・テギョンに証拠の動画を見せられたコ・ミナム。
言い訳しようとするが、テギョンに聞き入れてもらえない。
その姿をたまたまそこを通りかかったジェルミは物陰から目撃してしまう。

「これを見せてアン社長に女だと伝える」と言うテギョンの手からプレイヤーを取り上げるミナム。
事務所のビルの中で追いかけっこになるものの、テギョンに追いつかれてしまう。
「バカじゃないか? そんなことをしてもおまえが女だという事実に変わりはない」と言われ納得するミナム。
ミナムの手からプレイヤーを取り上げたテギョンだが、勢いで手が滑り、プレイヤーはビルの下に停まっていたトラックの荷台の上に載ってしまう。

取りに行かされたミナムだが、運転手が戻りミナムを荷台に載せたままトラックが走り出してしまう。
必死に叫ぶミナムだが、運転手は音楽を聴きながら大声で歌いミナムの声は聞こえない。しかもトラックはこのまま高速に乗り釜山まで行くらしい。
泣き叫ぶミナムの目に、必死にトラックを追いかけて走るテギョンの姿が見える。
信号待ちしているトラックに「そのまま飛び降りろ」と叫ぶテギョン。
ミナムはふらふらしながらも何とか荷台に立ち上がり、下で待ち受けるテギョンに向かって飛び降りた。ミナムを抱き留めるテギョンだが、そのままふたりは道路に倒れてしまう。

ふたりは道路に転がり、テギョンの服は破け、さんざんだ。
「本当にありがとうございます。……痛いですか? 私どうしたらいいでしょう」
と言うミナムだが、テギョンは自分のあまりのみじめな状態に「これはドッキリカメラか?」と言い出す始末。ドッキリカメラの司会者の名前を呼んでみたりするものの、結局現実とわかりがっくりする。
混乱しているらしいテギョンに「テギョンさん、落ち着いて下さい」などと言うが、テギョンの怒りと混乱は増すばかり。
「俺は、俺は、こんな人間じゃない。俺は、そう、ああいう人間なんだ!!」
テギョンが指さし叫ぶ先には、街頭ビジョンに映し出された、携帯のCMに出演しているテギョンの最高に格好いい姿があった。
一生懸命に謝るミナムだが、テギョンの脳裏には、ミナムと出会ってから起きた数々の不吉な出来事がよぎっていた。
「どう考えてもおまえと関わると不吉だ。自分のことは自分で解決して出て行け」と言い残すテギョン。

ミナムはテギョンに知られてしまったことを、マ室長とワン・コーディに相談するが、全く頼りにならない解決方法しか出てこない。
とりあえず、テギョンしか知らないのだから、何とか謝りお願いするしかないと言うマ室長だが、ミナムは「社長にはマ室長から話してください。私はとりあえず出て行く準備をしておきますから」と言うのだった。

同じ頃まだホテル生活をしているテギョンは、足をひきずりながら帰って行くミナムの姿を思い出していた。
「あいつも相当痛かっただろうな……いやいや、関わらないようにしよう」

シヌ、ジェルミ、ミナムは車で宿舎に移動中。
車の中でジェルミに「テギョン兄貴と何かあったの?」と聞かれるミナム。
「…はい。私は事故多発地帯だそうです……」
元気なく答えるミナム。
「事故多発地帯だから、兄貴がミナムから逃げた? いくら何でも、そんなことはない」と叫ぶジェルミ。
心配そうなシヌ。

宿舎に帰宅後、テラスで、ミナムのケガの治療をしてあげるシヌ。
おどおどした様子のミナムに「座れよ」「手」と言うシヌ。
おずおずと手を差し出すミナムに、「いい子だ」と言いながら頭を撫でてあげるシヌ。
「ジェルミがジョリー(ジェルミがかわいがっている犬)をかわいがっているみたいだ」
シヌの言葉を聞き、「私はシヌさんにとって、犬と一緒のようなものですか?」とちょっと傷つくミナム。
ミナムの手を握ったままでシヌは会話を続ける。
「悪い意味で言ったんじゃないよ。おまえって、なんだか迷った子犬みたいなんだ。いつも見守って、面倒みてやらなくちゃならないような気がする」
「どっちにしろ、犬なんですね……」とますます落ち込むミナム。

シヌは慶尚道出身の男が方言のせいでソウルの女性にふられてしまった話をする。

注)゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
どうやら慶尚道の方言は語尾に「〜나(〜な)」がつくようなのですが、
ソウルでは「〜니(〜に)」をつけるようです。
シヌが「よく眠れた?」という例で

잘 잤나?←チャルジャンナ(慶尚道の方言)
잘 잤니?←チャルジャンニ(ソウルの言葉)

というのを使っています。
他にもご飯食べたの方言とソウル語の比較も。

だから、家が近いの?と聞くときに、

ヌグチ(느그집 あなたの家)
ケージャンナ(개 잡나? 近いの?)

と慶尚道では言えばいいので、いつもの調子で「〜니」に置き換えて、

ノネチ(너네집 あなたの家)
ケージャンニ(개 잡니? 犬殺し?)

と言ってしまったらしい。
「개」=「ケ」って犬のことです。

注)ここまで ゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛

シヌは語り続ける。
「その女の子は、私の家では犬を殺して食べたりなんかしない〜!って、ものすごく泣いて大騒ぎになってしまったんだ。
すごく悲しい話だけど、そいつが俺(カガ ネダ)。」

「カが…なんですか?」とミナム。

「そいつが俺なんだ。(その女の子に)ふられちゃったから、それからソウルの言葉を必死に練習したんだ(←方言で言っています)」
シヌの方言を聞き、びっくりして目を丸くするミナム。
「わからないだろ?」とシヌ。
「ちっともわかりませんでした。他の人は知っているんですか?」
「これは秘密だ。ばらしたら殺すぞ」と冗談で慶尚道の方言を使い言うシヌ。

「これでオレ達の関係(ウリ サイ)は、犬殺しだな(ケージャンチ 近くなった)。
これからは、ヒョン(男性が兄、または兄的存在の男性をよぶ呼び方)と呼べばいい」
シヌの言葉にうろたえるミナム。
「じゃあ、オッパ(女性が兄、または兄的存在の男性をよぶ呼び方)って呼ぶか?」
もっとうろたえるミナムに
「シヌヒョンって呼べよ。ジェルミみたいに」
と優しく言うシヌ。
ミナムはシヌを「ヒョン」と初めて呼んでみるのだった。
ミナムの頭をくしゃっと撫でながら、「いい子だ」と言うシヌ。
テラスから立ち去りながら「また秘密をひとつばらしちゃったな」と楽しそうなシヌ。

上の階の窓から、そんなふたりの様子を見ていたジェルミ。
シヌとミナムの関係が変なのではと考える。
そこにミナムが現れ、ジェルミが落としたリンゴを拾ってくれるが、色っぽく迫ってくるミナムを妄想してしまう始末。
「あいつには何か明らかになってしないところがある。注意しなくっちゃ」とジェルミは考える。

部屋にもどり、兄の写真を見ながら涙ぐむミナム。明日、出て行く決意をしているようだ。
「みんなよくしてくれたけど、明日になったら、失望させちゃうだろうな。
お兄ちゃん、ごめんなさい。
お兄ちゃんの夢も守って、お母さんも探したかったけど、私が全部ダメにしちゃった。
院長先生は私にもっと広い世界を見なさいっていってくれたけれど、
私はここでは通用しないみたいです」

次の日。
事務所の前でA.N.JELLを待っているサユリ達にまじって、ひとりの女性がいる。
警備員に「A.N.JELLのコ・ミナムの叔母だから、コ・ミナムに会わせてくれ」と談判するが、全く取り合ってもらえない。

仕方なく、サユリ達と会話を始める女性。
女性はミナムの父の姉、ミジャだ。
有名になったコ・ミナムを訪ねてきたらしい。
「A.N.JELLには、どのくらい待っていたら会えるの?」
「1日中待っていても、会えるかどうか、わからないです」
サユリの言葉にがっくりするミジャ。
幼い頃のミナムとミニョと父親が一緒に写った写真を取り出し、「これをミナムに渡してあげたら喜ぶだろう」と言うミジャ。

一方、マ室長はアン社長に本当のことを話すことができず、教会で懺悔をしたらしい。
「神父にじゃなくて、社長に懺悔しなさいよ」
とワン・コーディ。
「ミナムはこれからシスターになろうとしていた人なんだから、社長もミナムが告白すれば、宗教人が告白したと考え、お許し下さるかも」
などと責任転嫁をするマ室長。

そんなマ室長とワン・コーディのそばを、ミナムがいた教会の院長とシスターが通りかかる。
「せっかくソウルに来たのですから、ジェンマ(ミナム)に会いたいです」
というシスターに
「ジェンマは今世の中に出ていこうとしているのですから、そのまま行かせてあげましょう」
と話す院長。

車で宿舎から事務所に移動しているA.N.JELLのメンバー3人。
テギョンはいつも通り、自分の車でひとりで移動している。
ジェルミの元にテギョンから電話が入る。
「コ・ミナムはどうしている?」と聞くテギョンを怪しむジェルミ。
「突然、コ・ミナムの心配? どうしたの?」

電話を切り、
「まだ話していないのか。一体何を考えているんだ?」
と言うテギョン。
ジェルミはテギョンの考えがわからず、シヌはミナムの様子をうかがい、テギョンはミナムの考えがわからない。ミナムは黙ったまま。

そうこうするうちに、車は事務所につき、車から降りた3人をファンが取り囲む。
たまたま席を外していたミジャは、ミナムに会うことができず、事務所の人間に写真を託し「私が待っていたと伝えて下さい」と言う。

社長に告白しようと決心したミナムは、社長を待っているが、そこに写真の入った封筒を渡される。
写真を見て驚いたミナムは、ミジャを探すために事務所を飛び出す。
事務所の下でミナムを待っていたミジャだが、知り合いからの電話(寄り合いでためていたお金を管理していた人が持ち逃げしたらしい)で、慌てて家に戻ることになり、地下鉄の駅に向かったらしい。

ミジャを追いかけるミナム。
ミナムが地下鉄の構内に入っていくのを見かけたテギョンは、ミナムを追いかける。
ホームの上で、コ・ミナムに気づいた女子高生達が騒ぎ始める。
「A.N.JELLだ〜」「A.N.JELLよ〜」
そこにやってきたテギョン。
「人を探しているんです」というミナムに
「見つかって人に囲まれたくないなら、やめておけ」と言う。

事務所に戻って、屋上で写真を見せながら話をするミナムとテギョン。
「この写真を持っていた人は、私たちのことを知っているんです。お母さんじゃなくても、何か消息がわかればそれでいいんです。お母さんの消息がわかるまで私をここにいさせてください」
「その人が見つかっても、おまえはここにいないだろう? すぐに出て行くと言った俺との約束を忘れたのか? お涙ちょうだいの過去を語られるのは大嫌いだ」
一生懸命テギョンに頼むミナムを、テギョンは冷たく突き放す。

ホテルに戻ったテギョンは、母親であるモ・ファランと遭遇する。
「私と会えるって期待していたんじゃないの?」
というファラン。
テギョンは「それは期待しすぎでしょう」と、ファランのことも突き放す。
「違っているならそれでいいわ」
にこやかに笑いながら立ち去るファランを見送りながら、広い大きな家で本やテレビに登場するモ・ファランを指でなぞりながら「お母さん」とつぶやいていた幼い頃の自分を思い出すテギョン。
「俺を捨てたも同然なのに、俺に期待するなんて、どうかしてる」
吐き捨てるように口にする。

同じ頃、アン社長と話しているミナム。
「話って何?」というアン社長に、
壁に貼られたテギョンのポスターに睨まれながら、
「私は…私は…、ここにいなくてはならない理由ができたので、一生懸命に頑張ります」
と宣言するミナム。

ホテル内の庭園をランニングしているテギョンの元にやってくるミナム。
「私にとってはとっても切実なことなので、すがりにきました。私達を育ててくれた人がくれた私にとって世界一大切な指輪を、テギョンさんに預けます。だから私を信じてここにいさせてください」
「そうまでしたら、母親が見つかると思うのか?」
「必死に探せば見つかると思います」
ミナムの答えを聞き、
「それじゃあ、探せるかどうか試してみよう」と言いながら、テギョンは受け取った指輪を池に向かって投げてしまう。

「一度捨てたら終わりなんだよ。おまえの母親もおまえを捨てて終わり、指輪も捨てられて終わり。これでコ・ミナムだって終わりだな」

怒ったミナムはテギョンを突き飛ばし、宣言する。
「大切な物だって言ったじゃないですか!! 絶対に探し出します」
「探せるものなら、探してみろ。指輪を探し出せたら、おまえのこと認めてやる」
テギョンの言葉を聞いたミナムは、池に入り指輪を探し始める。

部屋に戻り、「捨てたら終わりだってこと、俺が教えてやったんだ」と捨てゼリフを吐くテギョン。
夜になっても探し続けるミナムを見ながら「あいつバカじゃないのか?」とあきれるテギョン。
物陰から眺めているテギョンの掌には指輪が。
テギョンは投げ捨てるふりをしただけだったのだ。
次の日の朝になっても探し続けているミナムを見て、思わず駆け寄り声をかけるテギョン。
「その指輪はここにあるぞ」
池からあがってきたミナムはテギョンに言う。
「見つけた。私が見つけました。私のことを信じないで、ファン・テギョンさんの心の中に隠してあった物を私が見つけました」
「そうだ、おまえが見つけたんだ」
ミナムはいきなりテギョンに抱きつく。
「本当にありがとうございます」
しがみつくミナムを離そうするが、全く引き離すことができないテギョン。
「俺はここでは結構有名人なんだ」と言いつつ、ミナムをしばらく抱きつかせておいてあげるのだった。

部屋のお風呂を貸し、洋服も貸すテギョン。
ホテルを引き払い、宿舎に戻る決心をしたようだ。
「これから一生懸命に努力します、ヒョンニム」と言うミナム。
「秘密は守ると約束する」とテギョン。

宿舎に戻り「よろしく」と犬のジョリーに挨拶するミナム。
そこにやってきたテギョンに「水泳の撮影があるぞ」と言われドキドキのミナム。

プールでアルバムのジャケット撮影をしているA.N.JELL。
洋服を着ての撮影だったので、一安心のミナム。
今回のコンセプトは、水の中で眠っている姿や、水の中から生まれるということらしいのだが、ミナムはなかなか上手にできない。

疲れ果てているミナムにホットミルクを持ってくるシヌ。
「初めての撮影は、緊張してうまくできなくて当然だよ」
「シヌヒョンも、以前にそんなことあったんですか?」
シヌは初めての撮影のときの失敗談を語り始める。
ワインの飲む撮影で、「ワン・ショット」を自分だけ撮るということを理解できずに、ワインを一気飲みしてしまったというのだ。
「また秘密をひとつばらしちゃったね。でも距離が縮まっただろう?」
「はい縮まりました(개 잡아요 ケージャンパヨ)」
と、ふたりにだけ通じる「近くなった」という意味の言葉を使う二人。

その様子を柱の陰から見ているジェルミ。
「シヌヒョンは、ただ単に周りに親切なだけだから……」
と二人の関係を妙に思っている。

プールサイドでミナムに話しかけるテギョン。
「男らしく、水着1枚になったらどうだ。いや、おまえは体に自信がないんだろう?」
と意地悪を言っている。
またまた物陰から見ているジェルミはテギョンとミナムの関係も心配している。

撮影が終わり、着替えを渡されるミナムだが、今日の撮影にはマ室長もワン・コーディもいないので、どこで着替えたらいいものか悩んでしまう。
更衣室ではテギョンがミナムを探している。
「一体どこにいるんだ? 当然ここ(男子更衣室)には入って来られないよな」

シヌもミナムが気になる様子。
ミナムを探しに行こうとするが、ジェルミに止められる。
「コ・ミナムを探してるの? コ・ミナムのことで話がある」

結局灯りの消えたプールサイドで着替えをすることにしたミナムだが、着替えの途中で忘れ物を取りに戻ったスタッフがプールの灯りをつける。
慌てたミナムは、隠れるために、プールの中に飛び込んでしまう。

なんのかんの言ってもやはり心配したテギョンは、プールサイドにミナムを探しにやってくる。
プールの中から空気が上がっているのを見つけ、そこにミナムがいることを知ったテギョン。
スタッフが帰らないので、なかなかミナムを助け上げることができない。
「もう1分になるぞ……」
スタッフがようやく帰ったものの、あまりに長い間潜っているミナムを心配したテギョンは、ミナムを助けるためにプールの中に飛び込む。
気を失いかけたミナムの目に、誰かが泳いでくるのが見えた。
「院長先生、あれは天使ですか?」
沈みかけたミナムの手をテギョンが掴んだのだが……!

つづく

★美男〈イケメン〉ですね 第3話レビュー はこちら
あんまりにも長いんで、あらすじとレビューを分けました。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。